祖父が赤坂で水道設備の会社を興して今年で88年を迎えます。

私自身は当初は水道設備には全く興味がなかったので会社を継ぐ気持ちもなく住宅メーカーの営業職に就いていました。しかし社会人になって５年が経ったころ、住宅の知識が蓄積されて、だんだんと水道設備にも興味を持つようになりました。このままサラリーマンとして働くよりも、祖父と父が続けてきたこの水道設備の会社で一生働いていきたいという気持ちが強くなりました。 住宅メーカーを退職したあと職業訓練校で配管技術を学び、さらに同業他社での修業経て、30歳の時に三代目として後を継いで現在に至ります。

この仕事に携わり25年以上が経っていますが、今でも日々発見があり、アイデアが浮かびます。ときにはもっといい方法があったのに・・・と反省することもありますが、やりがいのある仕事と感じております。修理改修をしてお金をいただいた上に、感謝感激されることが多くそのたびに私自身も働く喜びを感じます。

お客様のお役に立つことを念頭に置いておりますが、やはり私を支えてくれる従業員たちがいてこそだと思い、経営者として、常に従業員が気持ちよく楽しみを感じながら働いているかを考えています。また現場で何かあって従業員が困っているときは真っ先に駆けつけられるよう日頃から食生活を含めた健康管理はもちろん、精神面でもバランスと安定が取れるよう、日々精進を心がけております。